事業を継続するには「現金」が必要。その「現金」は普通に考えれば自分で貯めるか他人から投資していただくか、他人から融資(借入)を受けることになる。そしてその「現金」を使って「集客」をすることになる。「集客」しないと「現金」が減ってしまう。収支赤字になったら倒産するのではなく「現金」がなくなったら倒産になるのでひたすら「集客」をしなきゃならない。

 顧客データベース 

私の最初の事業は営業代行である。依頼者の商品・サービスを宣伝して注文を獲得することであるから、注文をいただけるお客様を探すことになる。そのお客様は誰か?依頼者側から顧客リストが共有されると楽だけれども、なければ自社で用意しなきゃならない。今まで交流してきた人達に声をかける方が結果判定がしやすいので顧客リストづくりから始めてみた。この顧客データベースが大きくなればなるほど、やれることも多くなる。注意点は前職の会社カンバンがなくても、お付き合いしていただける人がどれだけいるか。もし残念ながら居なければゼロから集めなきゃならない。

 断られてもOK 

まずは提案してみて結果を得る。この時点では断られてもOK。なぜダメだったのかを記録して次回の営業に役立てる。ダメであった理由はざまざま。そもそもお客様に興味がなかった、興味は示したが時期尚早(タイミングが早かった)、予算感覚があわない(幾らなら採用するか)、競合他社の方が良かった(印象や機能に差があった)など。それも記録しておき、依頼者にカウンタープランを相談することを繰り返す。

 再現させる 

受注できた = 誰かの問題を解決できた。と、言える。 だから再現を試みる。同じ営業手法で注文が取れるのかどうかですね。再現性がないなら、それはナゼ? 単純に顧客数が足りていない可能性もあるし、伝え方を間違えているかもしれない。ビジネス用語でPDCAとかよく聞きますが、ようは実験と判断の繰り返しです。