バズワード 

バズワードとは、なんかそれっぽい表現のことを指すコトバ、ワードのことである。でも専門用語と区別がつかないことが目立ってきている感じがする。バズると聞きますが、こっちはSNSとかで目立って騒ぎになった時に使われますよね。

パンデミック(pandemic)

制御できないほどの感染、病気が世界中に拡大、流行すること。感染爆発と表現もされた。

インフォデミック(infodemic)

情報(Infomation) + 感染が広がること(Epidemic)が合わさったワード。真実だけじゃなく、ウワサレベルのことやデマも混ざって情報があふれ、コロナ流行においては社会に悪影響を与えることを指す。事例はトイレットペーパーまで品薄になると出回った結果の買いだめ。

スタグフレーションstagflation

スタグネーション(経済の停滞)とインフレーション(インフレ:物価上昇)が合わさったワード。景気が後退しているところにインフレーションが同時に起こった現象のこと。コロナ流行においては工場が停滞→モノ不足→商品価格の上昇。 コロナ流行においてこの現象が起こっているので良く聞く。

ベーシックインカム(basic income)

ベーシックインカム: 基本(Basic) + 収入(Income)でベーシックインカム。政府が国民に最低限生活していけるだけのお金を一定期間給付すること。生活保護と似ているけど設定は違う。コロナ影響による経済ダメージで一時給付金や生活支援臨時給付金30万円もあったがこれはあくまで臨時だったので、やった方が良いんじゃ?と聞こえてくるようになってきた。為替・戦争の影響も重なりエネルギーやモノが高騰する予測が出ているので、やるなら早くやって欲しい。

デジタルデバイド(digital divide)

インターネットなどの技術利用ができる/できないによる格差のことを意味するワードだそう。アフターコロナの社会で重みを感じるようになってきた。関連してパソコン業務が苦手、やろうともしない、そもそも仕事しない会社のオジサンが妖精(ようせい)さんと呼ばれたりする。

デジタル・トランスフォーメーション(DX:digital transformation

DXと略されるがデラックスとは読まない。日本の経済産業省がDX勉強会を始めたのが2018年あたりなので最近かと思えば、初期段階では2004年くらいなのでこのワードの年齢は成人レベル。会議をZOOMにしたらDX、店舗をオンラインショップにしたらDXみたいな広域の表現になった印象があるなぁ。デジタル技術を用いて今の環境をより良くするみたいな意味でざっくり使うが、もっと詳しく定義されていると思う。DX化をするための基盤としてICT、クラウドなどの技術用語も一緒に登場する。デジタル庁も省庁を横断してDX化させる目的で誕生。

メタバース(metaverse)

メタ(超越、高次)とユニバース(宇宙)が合わさったワード。ネット上の仮想空間のこと。私もVRチャットをしばらく体験してみたが、自分の分身(アバター)を通じて他人と会話したり面白い。職場をこの空間に実装できるか?それは世界中の頭の良い人が試行錯誤している最中。Facebookがこの背景を先読みして会社名をMetaにしたわけだ。

エーアイ(AI:artificial intelligence)

人口知能。人間の知能をコンピュータテクノロジーを用いて再現すること。商品名にAIをつけて各社アピールする場面も多いですが、本当にAI技術が実装されているのかは分からない。チャットで文章を作成するChatGPTや画像を生成するstable diffusionなどのウェブサービスが最近目立つ。生活環境においては特定用途のロボットにAI技術を実装しブツからないように掃除したり運んだりさせたりして経験するごとに賢くなる。軍事面では重要施設に飛来するミサイルだけ撃ち落とす防衛システム、逆に攻撃するドローンなどに実装されて命中率が高まっている。映画マトリックス、ターミネーターの世界だと騒がれるようになってます。

イーブイ(EV:electric vehicle)

電気自動車。クルマの動力が変わることで日本の産業構造も変わっちゃうんじゃないかと議論されている最中。バッテリーの管理、急速充電のインフラ整備など現時点では課題があるがそのうちコスト面も含めて解決するでしょう。日本のハイブリッド車は燃費30Km超えるので現時点ではそれで十分だね。