2019年6月のこと。会社登記前にちょっと立ち止まって、創業塾を受講しながらアタマの整理の続き。

1次機能

商品本来の基本機能

2次機能

それを差別化できるアイデア、付加価値。アップデート、グレードアップさせることなど

しかし世の中、アタマの良い人はたくさん居るなぁ。2次機能をいろいろ考えている商品なりサービスがあったりする。私は商社で起業するので、まずはこれらを販売させてもらえれば良い。営業活動はできるので、ツテをだどって販売代理店をさせていただければ良い。どれを扱うかはご紹介いただいた関係性や負担度、市場などいくつかの要素を考慮して進める。商品は良さそうだけどクセのあるメーカーさまや担当者である場合は、今は振り回されるからパスしておこう。これ大事。

ここからは後日談。

私には世の中に無いものなんて考えだせないから、当初はお客様の買い方をもっと楽にできるか、リスクを減らせてあげられるか?という視点でバラ購入OKやら短納期OK、交換OK、送料無料、サンプル無料など、できる範囲のプチ・サービスを追加したくらいであった。

そして複数の紹介者を経由してある企業経営者と商品に出会った。保育・介護分野でほぼ毎日使う商品なのだが、日常/緊急でも負担なくシームレスに使える安全グッズである。平時に使えないものは緊急時には使えないと聞いたことがあるがまさにそんな感じ。市場はレッドオーシャンも品質(Qulality)、価格(Price)、サービス(Serivice)の点で今までなかったもの。しかもちょうど全国展開を狙う段階ではないか。今ではこの商品は保育・介護市場のグッズで弊社の大事な販売品目になっている。それを販売することで新たな営業代行のご依頼も獲得できるようになったのはGoodである。

そして Bricolage(ブリコラージュ)というワード

ブリコラージュ。特に新しいワードでもなく「今あるものを組み合わせて新たな道具にする」という意味をもつ。ファーストフードにおけるバリューセットみたいなものか?その程度の認識ではあったが、営業活動しているうちに「コレとアレ、組み合わせるといいかも」「この商品が進化することによって、この商品と相性が良くなったんじゃないか」など気づくようになってきた。

ある商品を販売することで、また新たな商品と出会う。これまたさらに「わらしべ長者」をイメージした瞬間であった。