一人で物事がうまく進むとは限らない。だから誰かを頼って助言をもらうのだが、いただける助言は現実的にできることが望ましい。

セミナーやサロン、YouTube、本。直接も間接も、起業の助言は毎日どこかから降ってくる。表現は違っても、向いている方向はだいたい同じ。大事なのは「理想はそうだけど現実にするにはどうするんだろう?」 「その話しいつどこでどう役に立つのだろう」 。私は助言を聞くたびに、頭の中でこの3つを回す——①自分の事業で活用している想像ができる ②今週試せる作業に分解できる ③数字で判定できる。 いつ・どこで・どう役に立つか言えないものは、いったん保留しておく(そのうち保留にしたことすら忘れちゃうけど)。
ギャップを埋める
助言の背景はいろいろ。発信者の成功体験であったり、昔からの定説・型であったり、流行りの戦術メインであったり。人の成功体験って聴き心地は良いけど、自分には似合わないこともある。「ゴールを決めよう!ここを目指そう!」と確かに理想的なゴールだなぁと聞こえることもあるけど、ほんの入り口だけが語られて途中の経路がわからないこともある。ま、自分で考えろということですけども、理想と現実のギャップに気づく。
何か空いているものがあると人は埋めたくなる性質があるみたい。これはマーケティング論でも聞いた話しである。だから自分がやろうとしていることと助言にギャップがあることは良いことになる。それを埋めるというか解決するために何かできることからやってみることになる。行動になっていくわけだ。

自分の質問がイマイチだと、返ってくる助言もそれなりに なっちゃう