うまくいっている時ほど足元をすくわれると聞く。“信号機”のように黄色の段階で気づいて手を打ちたいから、資金・売上・集客・在庫を可視化できるようにしてみる。

今は何色?

事業に本物の信号機はない。だから自分で作るっきゃない。合言葉は「黄色を味方に」。早めの黄色がメンタルもキャッシュも守ってくれるはず。

1. キャッシュ持続力

やること:クラウド会計でいつもチェックする。資金繰表を更新しておく。
黄色:キャッシュ ÷ 月間固定費で設定する。

2. フォーキャスト売上見込み

やること:四半期・半期・通期の進捗を前年比×計画比でチェックする。
黄色:ギャップ率を設定する。-10%超過したら計画見直しを開始する。

3. リード(集客問い合わせ)

やること:広告クリック数→問い合わせ→見積のパイプラインを週次でチェックする。
黄色:長さを何週間?月単位?にするか設定する。前年比、前月比で-30%だと相当やばい。

4. ストックローテーション在庫

やること:売れている在庫は良し。予想がはずれて売れていない棚卸資産を特定する。
黄色:滞留させても良い金額、日数を設定する。それで損切りする。

黄色になったら?

1. キャッシュ

そもそも黄色になる前に金融機関様にご相談をすることだが。在庫を特売でも良いから早く現金化する。

2. フォーキャスト

主要顧客の受注深掘りor ど新規の開拓の営業時間の配分をかえる。失注理由トップ1を潰す(価格・納期・比較表・導入事例の更新)

3. リード

宣伝する商品の優先順位を入れ替える(ヘッド商品も含めて)。広告費用を増額 & LP更新 & ABテストで勝ちパターンを見つける。

4. ストックローテーション

セット販売、特売、販売チャネル追加などして在庫を軽くする。損切りして身軽にする(温存コスト>損切りなら被害が増えるから即決)。

黄色信号はまだ行けるんじゃん!ではない。備えましょうということ。